特別講義!学生たちと考えた「鉄道における将来の課題」

先日非常勤講師として、千葉県・成田市内のホテルにて学生向けに特別講義を行って参りました。
60名を超える受講生に集まっていただき、大変有意義な時間となりました。

今回のテーマは、「鉄道における将来の課題」

鉄道業界を取り巻く様々な課題について議論し、私からだけではなく、
皆様に多くの意見を出していただいたきくことができました。

受講生からの意見

挙がった意見について、一部を紹介させていただきます。

Q1.日本にこれ以上新幹線は必要か
「このテーマは確かに難しい。現状採算の取れていない路線もあるため、これ以上増やしても意味がない」
「新幹線は建設コストが莫大で、その他LCC等の台頭により代替手段も確立している」
「四国など開通していない場所での建設は良いかもしれない」

Q2. 鉄道の自動運転をするべきか
「人件費削減や人身事故の精神的ストレスを軽減できる」
「トラブル対応時には乗務員が必要」
「完全自動化よりつくばエクスプレスのようなATOで今後も対応すべき」

Q3.首都圏鉄道は24時間運転をすべきか
「これをやってしまうと乗務員の勤務が大変」
「保守点検作業はいつするのか」
「羽田空港が24時間営業しているので、鉄道もあわせてするべき」

他にも多くの議論を行いました。

講義を終えて

鉄道における将来の課題は多く、近いところで言えば東京五輪での人の動き、
自動運転や新線建設と、明るい話題の中には課題が山積みでもあります。
これらを皆の意見、特に頭の柔らかい学生さんに意見していただけたこと、
そして何より、活発な議論の場を作ることができたことが一番よかったと考えます。
参加された方々、ありがとうございました。

今後も様々な場所で、このような講義を行っていきますので、
皆様も是非ともご参加をお待ちいたしております。

※8/24(土) 渋谷開催 日本の鉄道の未来を考えるフォーラム Rail to the future#1でも、様々な形で皆様と意見交換を行います。
参加ご希望の方は、こちらから。

受講生からの感想

● 様々な鉄道の課題について議論できたのは面白かった
● 楽しみながらも色々と考えることが出来て充実した時間だった
● もっと1つの課題について深く議論したかった

アンケート結果として集計していますので、後日別途公開させていただく予定です。