「VR動画を活用した運転士・添乗員の視線計測比較試験および評価」の論文を発表いたしました。

ヒューマンインターフェース学会より論文を発表いたしました。

ヒューマンインターフェース学会より、「VR動画を活用した運転士・添乗員の視線計測比較試験および評価」のタイトルで第1著者として論文を発表いたしました。

タイトル

VR動画を活用した運転士・添乗員の視線計測比較試験および評価
Comparative eye tracking test and evaluation of drivers and attendants using VR video

著者名

西上 逸揮(IY Railroad Consulting), 水間 毅(株式会社京三製作所), 篠田 憲幸(しのだ技研),
Itsuki Nishiue(IY Railroad Consulting), Takeshi Mizuma(Kyosan Electric Manufacturing Co.,Ltd.),Shinoda Noriyuki(SHINODA GIKEN CO.,LTD )

要約

自動運転GoA2.5を行う場合は、動力車操縦者運転免許(以下免許と称す)を持たない係員が添乗することになります。この添乗員が適切な監視能力を保持しているかを評価する必要があります。その方法として、免許を持っている運転士と免許を持っていない添乗員との運転中の視線を比較した時に、信号機や踏切等の確認が必要な対象物への視認行動時における差異を把握することで監視能力を確認することが可能です。
三次元映像をVRゴーグルにて閲覧し視線計測を行い、収録して得られたVR動画上にて視認行動の対象物を選定し、評価基準を設定することで視線計測の評価点を数値化し、また教師運転士を基準とした視認行動の差異を計測して運転士に対する添乗員の評価を行いました。

This paper presents how to evaluate and score the gaze analyze differences between licensed train drivers and non-licensed attendants with the quantitative evaluation to identify appropriate safety in automated operations on Japanese railway.

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https://jp.his.gr.jp/symposium/hi2022-schedule/