京三サーキュラー2023年No.2に論文を発表いたしました。

京三サーキュラー2023年No.2に論文を発表いたしました。

京三製作所より発行されている論文誌『京三サーキュラー』より、「VRを活用した自動運転GoA2.5実用化支援方策とその実験結果」のタイトルで第3著者として論文を発表いたしました。

タイトル

VRを活用した自動運転GoA2.5実用化支援方策とその実験結果 -視線計測を用いたGoA2.5係員の監視能力評価方法の提案-
Practical application for GoA2.5 using VR and experimental results

著者名

髙田 哲也(京三製作所 R&Dセンター),水間 毅(京三製作所 R&Dセンター),西上 逸揮(IY Railroad Consulting)

要約

自動運転GoA2.5を行う場合は、動力車操縦者運転免許を持たない係員が添乗することになるが、この添乗員が適切な監視能力を保持しているかを評価する必要がある。その方法として、運転士と添乗員との運転中の視線を比較したときに、確認が必要な対象物への視認行動時における差異を把握することで監視能力を確認することが可能となる。三次元映像をVRゴーグルにて閲覧し視線計測を行い、得られた動画上にて視認行動の対象物を選定し、評価基準を設定することで視線計測の評価点を数値化し、教師運転士を基準とした視認行動の差異を計測して運転士に対する添乗員の評価を行った。